6/12 WIN5対象レースの傾向

今週のWIN5対象レースの傾向のまとめ

昨年の同週WIN5は、7→1→5→2→3 の決着で2,795,680円(188票) 
WIN1から7番人気で1番人気4抜けなので難しめの結果。

WIN1 中京10R 常滑ステークス(2勝クラス・芝2000m)

今年は昨年に引き続き京都競馬場改修工事に伴う変則開催。まずは昨年のレース結果から

内枠から好ポジションととった7番人気のメイショウロセツが4角3番手から抜け出して勝利。1番人気のサウンドレベッカは勝ち馬と同じようなポジションから伸びきれず4着。

2022年春シーズンの中京芝2000m全20レースの傾向

  • 1番人気は5勝(25%)、最多は2番人気の6勝
  • 6番人気以下の勝ち馬なし
  • 勝ち馬20頭中17頭は4角5番手以内
  • 残3F地点で先頭から0.8秒差以上離れた馬の勝利なし
  • 1~3枠で13勝 8枠のみ0勝

中京芝コースの傾向

仮柵が移動しA→Bコースに変更。さらに早い時計がでるようになり短い距離では前(内)が有利な状態。中距離戦は差し馬が5レースで3勝しているが土曜7R・11R(鳴尾記念)の1ー3着馬はいずれも上がり33秒台で走っているように馬場としては前有利で「差して勝った馬が強かった(相手が弱かった)」だけという可能性も少なくない。降雨による影響も加味して当日の馬場状態は慎重に判断する必要あり。

土曜日は4R(3未勝利)が61.9-59.8-34.8、8R-35.7というタイム。先週より上がりがかかっているとはいえ標準よりは早い時計のでる馬場状態。

出走馬の補正タイムラインキング(中京芝2000m・2200m)

WIN1 常滑ステークス 推奨馬

近走内容では⑩ウインリブルマンが頭1つ抜けているが前につけたい馬なだけに、行きたい馬が多くない組み合わせでも大外10番はやや割引。配当妙味という点も加味して本命は①アナレンマ。WIN5は、①⑩の2頭でよいと思うが、保険を入れるなら②までの3頭。想定外の出来事がおきないかぎりは固めのレース。

WIN2 東京10R 夏至ステークス(3勝クラス・ダート1600m)

同じ条件で行われた7年分の傾向のポイントは下記のとおり

  • 1番人気は3勝(2着2回・3着2回)
  • 2・4・6・12番人気が1勝ずつで12番人気で勝った2013年タイムズアローは2勝クラスからの連勝
  • 5歳馬が6勝・4歳馬が1勝で圧倒的に5歳馬
  • 牝馬は0勝(2着3回)
  • 前走3勝クラスが6勝(前走1秒以上負けからの巻き返し2例)で、昇級組は上記タイムズアローのみ
  • 好位・差しが6勝。逃げは0勝、追込み1勝
  • 4枠3勝。7・8枠は0勝

出走馬の補正タイムランキング(東京ダート1600m)

WIN2 夏至ステークス 推奨馬

土曜夜から日曜日中の天気が少し気になるが、重・不良まではいかず稍重までで収まる見込みで、降雨量次第では良馬場という可能性まで見据えておきたい。傾向的には5歳優勢のレースだが、今年は4歳馬の勢いの方が勝る印象の組み合わせ。買い目との相談になるが、⑩ルコルセール、③キタノリューオー、⑪テイエムマグマの4歳3頭に加えて、⑧アベックフォルスまでは押さえたいところ。買い目が許せば⑤ジェロボーム、⑥ドゥラモンドまでの6頭。

WIN3 函館11R 函館スプリントステークス(GⅢ・芝1200m)

コース・レースの傾向は下記ページでの解説を参考にしてください。

出走馬の補正タイムランキング①(函館芝1200m)

出走馬の補正タイムランキング②(1200m全コース・半年以内)

昨年の小倉2歳Sは時計的には非常に優秀(91)でランキングする値。また、フィリーズレビューはさらに優秀な時計を出しているレースで2着になったナムラクレアのタイムは「98」。

WIN3 函館スプリントS 推奨馬

※オッズは記事作成段階のもの(※最新のオッズは各自でご確認ください)

本命は小倉2歳ステークスの内容だけでなく、3歳になってからの成績も優秀な⑦ナムラクレア。1200mも優秀な時計で勝ったことのある桜花賞3着馬が50kgで出走してくれば無視するわけにはいかない。相手筆頭は、外のビアンフェよりは⑥シゲルピンクルビー。昨年の同レースは色々不利などもあり度外視できる内容で近走の充実振りをかいたい。3番手には④キルロード。買い目が許せば、⑧ヴェントヴォーチェ、⑬ビアンフェまで

WIN4 中京11R 三宮ステークス

同じような条件でレースが施行されたのは、2021年(中京)、2020年(阪神)の2回だけ。2021年は2番人気サンライズホープ、2020年は1番人気のヴェンジェンスが勝利。ハンデ戦&フルゲートの競馬の割には2年続けて人気サイドの勝ち馬。勝ち馬の特徴をまとめると下記のとおり

  • 人気 1番人気→2番人気
  • 年齢 7歳→4歳
  • 脚質 先行(4角2番手)→逃げ
  • 斤量 58kg→54kg
  • 枠 7枠→6枠

中京ダート1800mは勝つためには「前にいる」ことが何よりも重要なコース(詳細は下記参照)

出走馬の補正タイムランキング①(中京ダート1800m・1900m)

出走馬の補正タイムランキング②(1700m~2100m全コース・半年以内)

WIN4 三宮ステークス 推奨馬

今週の対象レースで一番難しそうなのがこのレース。ハナにいける可能性の馬が複数いる上に、明日の馬場によってもチョイスがかわりそう。良馬場であれば、持ちタイム上位で前にいけるハヤブサナンデクンが1番手。ただ、湿った馬場になると期待値が下がるので、稍重~の馬場であれば、⑪スレイマンや⑤トップウイナーあたりの期待値が一気に跳ね上がる。晴雨兼用の穴馬は⑦ハギノアトラス。実績馬⑥ブルベアイリーデは斤量よりはポジション取り。同じく②ニューモニュメントもポジションとれない馬の2枠は競馬が難しい。⑭ホウオウルバンはOPなら突き抜けてもおかしくないくらいの能力はあるはずだが、枠の並びでかなり損してるのが痛いところ。上記で名前を挙げた馬全部に拡げられれば理想だがそうもいかないので、⑩ハヤブサナンデクン・②ハギノアトラス・稍重以上なら3番目に⑤トップウイナーか⑪スレイマンのうちの1頭。

WIN5 東京11Rエプソムカップ

エプソムカップは展開と馬場読みが何よりも重要なレース。コース傾向・レースの過去傾向の詳細は下記ページから。

東京芝コースの傾向

ダービー週からB→Cコースに変わりダービー・安田記念共に超高速上がりで決まる時計の早いコースコンディション。土曜日も基本的に先週同様の時計の早いコンディションで、雨の影響がない状態でレースをむかえるようであれば、33秒台後半~34秒前半の上がりが必要なコンディション。

出走馬の補正タイムランキング①(東京芝1600m~2000m)

出走馬の補正タイムランキング②(芝1600m~2000m全コース・半年以内)

WIN5 エプソムカップ 推奨馬

本命は②タイムトゥヘヴン。距離延長が嫌われてる?印象だが、この馬の場合は距離というより末脚がハマるかどうかの方が大事になるタイプで、過去傾向に一番合致するのもこの馬。相手にはトーラスの2番手で折り合って抜け出す形で⑤ダーリントンホール。以下、東京よりも1800m適性を重視して⑧ガロアクリーク。頭の候補としては以上の3頭まで。

6/12 WIN5 まとめ

ここまでにあげた本線買い目は上のとおり合計600点(6万円)。WIN4・5の単勝シェア(土曜21:50時点)が低めなので、買い目を追加できるようならそちらを優先的に。削るのであれば、WIN3・WIN4のどちらか。