【今週の重賞②】京阪杯

スプリンターズステークス以来となる芝1200mスプリント重賞。スプリント重賞常連組と条件クラスを卒業した新興勢力の初顔合わせになることも多く能力比較の難しい一戦。今年は、夏のサマースプリントを席巻した3歳勢と古馬重賞常連組の対決

現在の施行条件となってからの全15回のデータを紹介

阪神芝1200mの傾向

京阪杯 過去15年の傾向

  • 1番人気は 3-3-0-9 と信頼度は低め
  • 2番人気・4番人気が3勝ずつ・3番人気が2着6回
  • 6番人気以下も4勝(最低は10番人気)
  • 10番人気以下が12回馬券に絡んでおり人気薄の激走にも注意
  • 3・4・5歳が4勝ずつ、6歳が3勝で年齢分布はほぼフラット
  • 牝馬は、3-6-6-73 で劣勢
  • 基準斤量-1kgが10勝と圧倒的(ただし頭数も多い)
  • 基準斤量-2kg超は馬券絡みゼロ
  • 前走斤量比増の馬が優勢

京阪杯 出走馬

京阪杯 見解

こちらもいまの阪神競馬場の馬場への適性がポイントになりそうなレース。比較的時計のかかるコンディションで外差しの決まりやすい設定での適正の高さに注目して予想を組み立ててみることに。

本命はタイセイビジョン。近2走はいずれも不利などがありきちんと競馬ができなかったなかでの結果。CBC賞を見る限りは1200m適性はありそうだし、いまの馬場状態もマッチしそう。人気の落ちた今回こそが狙い目。

対抗には、ミッキーブリランテ。こちらは常に自分の競馬はできるタイプで、レースコンディションがそれにマッチするかどうかという馬。キーンランドSはデキが本調子ではなかったようで、スプリンターズSはこの馬には明らかに不向きな流れ。ちょっと時計のかかる差しの届く馬場といういまの阪神コースは絶好の舞台だけに改めて。

3番手には、勢いのある3歳馬レイハリア。過去傾向的には牝馬は劣勢。前走から斤量2kg増えた別定戦でも勝ちきれるようなら来春の高松宮記念の有力候補の1頭に。

以下、連対候補には、内からシヴァージ、ファストフォース、ライトオンキュー。

ヒモ候補としては②③④⑩⑪の5頭をあげておくができるだけ手広く(総流し)を推奨

京阪杯 買い目

ハマったときの配当がかなり大きい見込みなのでそちらを拾えることを重視