【今週の重賞③】京都大賞典

秋の京都開催の始まりを飾る伝統の1戦。個人的にはこれがメジロマックイーンの引退レースとなってしまった1993年が印象深い。
今年は京都競馬場改修工事のため阪神2400mで開催。コース替わりがレース結果に与える影響はいかに・・・。

阪神芝2400mの傾向

京都大賞典 過去20年の傾向

1番人気 7-4-2-7 別定GⅡであることを踏まえると信頼度は高くない
2・3着が荒れるケースは多くなく、2着は9番人気、3着は7番人気が最低
他方で、11番人気が2勝
牝馬が3勝(3-1-1-21)で、率の上では牡馬より優秀
前走宝塚記念の馬が最も優秀(9-6-5-21)
5歳馬が12勝で圧倒的(4歳4勝・6歳3勝)
斤量を背負わされている馬(59kg・58kg)は素直に信頼
川田4勝・池添・武豊3勝

出走馬

見解

かなり難解な組み合わせ・・・。
前走宝塚記念組は、内からモズベッロ・アリストテレス・キセキの3頭。モズベッロは中間の動きが重く感じ、キセキはスロー必死の組み合わせで外枠・・・と、消去法でアリストテレスがこの中では最上位。ただ、瞬発力で勝るタイプでもない・・・というのがどうしてもひっかかる。

そこで一捻りして、本命はヒュミドール。前走はスローペースを速めに外からおいかけた分の2着。今回は直線の長い阪神コース。枠なりのスタートから内目のよいポジションで我慢させることができれば。

対抗、ヒートオンビートとディアマンミノル。ヒュミドールと同様に、スローからの瞬発力勝負で輝きそうな2頭をピックアップ。◎○▲の差は、正直枠順で、うまくロスのない進路をとれるかがカギになりそう。

展開と隊列次第で着順がいくらでも入れ替わる大混戦という見立てで、上記宝塚記念組3頭に加えた6頭が連対圏内で、複勝圏内はさらに手広く、アイアンバローズ、ベレヌス、ステイフーリッシュ、ダンビュライトまで手広く。

買い目