4/10 WIN5対象レース

先週は大阪杯のポタジェで跳ねて3000万円の配当。今週も波乱のありそうなレースがチラホラ。桜花賞次第では2週続けての超高額配当になるかも。
今回は、WIN5対象レースのレース傾向を紹介。

【WIN1】 阪神9R 忘れな草賞

3歳牝馬限定のOP戦。近年では、桜花賞への出走がかなわなかった馬の残念特別という位置づけよりもオークスに向けての重要なステップレースとしての存在感を増しているレース。ただ、今年は少しメンバーが小粒な印象

忘れな草賞 過去10年傾向のポイント

  • スローよりのペースで進み3コーナーからレースが動いていくロングスパート戦(上記グラフ参照)
  • 直線坂下で最後の一脚を使って粘り込みを図る先行馬に後続が襲いかかる展開
  • 上がり3F最速の馬の複勝率75%で、差し馬が5勝
  • 過去10年で1番人気4勝・2番人気・3番人気が2賞ずつ
  • 前走重賞組が過去10年で5勝
  • 前走未勝利戦からの勝ち馬ゼロ
  • キャリア2戦・5戦が3勝ずつ
  • ディープインパクト産駒が4勝
  • デムーロが3勝・川田・浜中が2勝
  • 6~8枠が2勝ずつで外枠優勢

忘れな草賞 見解

桜花賞とW登録の馬が桜花賞へ廻ったため8頭中7頭が1勝馬と少し小粒なメンバー構成に。積極的に逃げたいという馬も見当たらず、枠なりにセルケトが押し出されてアートハウスが2番手という隊列でスローからのロングスパート戦を想定。

◎ ダイム
○ シーグラス
▲ セルケト
△ ロマンシングブルー
△ アートハウス
△ シーグラス

【WIN2】中山10R 卯月S

この時期に中山でダート1800mのOPが組まれたことはこの10年なく完全に新設といえるOP特別(非リステッド)。将来の重賞馬候補が数頭揃いなかなか面白い組み合わせ。土曜は良の割には少し時計の早めの馬場。

上記は、過去半年(良馬場)のダート1800m戦の補正タイム。ホウオウルパンの前走はすでにOPクラス級のもの。残り800mからの勝負どころも厳しい流れのレースを好位から2馬身半付けて完勝した内容は当然ここでも通用。現時点で1番人気のウイリアムバローズの前走は余裕の完勝であったことは事実も、レース全体としてはおあつらえ向きの超スローでOPの流れでどこまでやれるか今回が試金石の一戦。ゲンパチルシファー、キタノヴィジョン、メイショウドヒョウ、デュアライズまでにはチャンスがありそう。

◎ ホウオウルパン
○ ゲンパチルシファー
▲ ウィリアムバローズ
△ キタノヴィジョン
△ メイショウドヒョウ

【WIN3】 阪神10R 大阪-ハンブルクC

こちらも阪神芝2600mで開催されるのは昨年からで、その前は芝2400mで実施された年や短距離戦で実際された年も。阪神芝2600mコースは、外回りを1周するコースで中長距離戦によくありがちな残り1000m・800mのロングスパート戦なるのが通例で、差し脚のしっかりした馬を狙い撃つのがセオリー。同距離・同コースで実施された昨年も1着ミスマンマミーヤア、2着ヒートオンビート、3着レクレランスと追い込み→差し・差しの決着。

大阪ーハンブルクCの過去傾向のポイント

2007年以降外回り2400m+2600mで実施された全11回の傾向をまとめると下記のとおり

  • 1番人気2勝、3番人気2勝、5番人気以下6勝
  • 最も人気薄での勝利は、2015年サトノシュレン(8番人気38.5倍)
  • 差し馬7勝、追込み3勝、逃げて勝ったのは上記サトノシュレンの1例のみ
  • 上がり3F最速の馬が8勝
  • 勝ち馬のうち6頭が前走3000m以上、9頭が2400m以上
  • 4・6・7歳が3勝ずつ(5歳・8歳が1勝)

大阪ーハンブルクC 見解

◎ エフェクトオン
○ パトリック
▲ アドマイヤアルバ
△ ホウオウエクレール
△ ディアマンミノル

前走は外を廻したことが仇となって持ち味がいきなかったエフェクトオンを見直し。10頭立て・阪神外回りへの条件変わりは大きくプラスで長く脚を使えるこの馬の持ち味が活かせそう。相手筆頭は、スローペースから馬を弾けさすのがとにかく巧いルメールのパトリック。穴は長距離戦といえばのハーツクライでアドマイヤアルバ。前目で受けることになるテンカハル・ホウオウエクレールは標的になる分だけ分が悪そうで、ディアマンミノルは自分で動いていくと脚が鈍るのがネック。

【WIN4】中山11R 春雷S

除外が38頭にもおよび出ることの方が難しかったレース。ハンデ戦のフルゲートということもありかなり難解。

春雷S 過去10年傾向のポイント

1番人気は3勝、5番人気以下が5勝
最低人気での勝利は9番人気(単勝17倍台)が2頭
先行馬(好位勢)が7勝・追込みが3勝。逃げ・差しの勝ちはゼロ
5・6歳が4勝ずつ
6枠4勝・2枠3勝で8枠・3枠は勝ち馬なし
関西馬が9勝
前走重賞組が7勝・OP組が2勝で、3勝クラスからの馬はわずかに1勝
56kgが4勝

春雷S 見解

道中の流れひとつで着順が変わりそうな難解な組み合わせで、ここを絞ることは戦略的にもあまりオススメできない。シャンデリアムーンがうちからハナを主張しそうで、フレッチア・トップオブメジャー・ヴェントヴォーチェ・ジュニパーベリーが好位、タイセイ2頭と一昨年の勝ち馬ラヴィングアンサーは後方から。

◎ タイセイビジョン
○ タイセイアベニール
▲ ルッジェーロ
△ アルピニズム
△ ヴェントボーチェ
△ トップオブメジャー
△ ルッジェーロ

土曜の状況を見る限りでは、時計も早く前が止まらなそうな馬場ではあるので前の馬と、それを見越してかなり速い流れになった場合の追い込み馬の両面狙いで手広く押さえたい。

【WIN5】 桜花賞 

桜花賞の過去傾向は下記ページを参照

こちらも非常に混戦模様も、レースレベルの高かった阪神JF・チューリップ賞組を上位に。これを負かすことがあるとすれば未対戦の別路線組のうち好位で立ち回れるタイプの馬

◎ サークルオブライフ
○ ナミュール
▲ ラブリユアアイズ
△ アルーリングウェイ
△ ライラック
△ ウォーターナビレラ
△ アネゴハダ