今年も昨年に引き続き中京1900mで実施される。ダート中距離路線では3歳馬・古馬一線級の初対戦となることも多く、昨年は3歳馬カフェファラオが解消。今年もJDDで1番人気となったゴッドセレクションが出走予定。
中京ダート1900mの傾向
過去20回の傾向
- 1番人気は(9-3-1-7)の信頼度は高め
- 2・3番人気の信頼度は低めで、2着荒れから想定しておく必要あり
- 5歳馬6勝、3・4歳が5勝だが、5歳馬は配当期待値がかなり低い(単勝配当期待値が一番高いのは3勝の6歳馬)
- ハンデ戦らしく前走3勝クラスが6勝
- 前走1800m以上の馬が優勢
- 基準斤量-1kgが9勝
- 前走より斤量増の馬が優勢
主な前哨戦のレース回顧
中京開催時のレースラップ
中京D1900mは前半が特に流れる傾向にあることに注意
出走馬
見解
3歳馬ゴッドセレクションの取捨が馬券の鍵。今年はそもそもダート中距離の2勝クラスを買った馬が3勝クラスにチャレンジしているケースが少なく、この路線での古馬と3歳馬の力関係がつかみづらい。ゴッドセレクションがダート中距離路線の世代上位であることは間違いないのだが・・・。
本命(◎)には、配当妙味も考えてサンライズホープ。リアンヴェリテを見ながら好位の番手は一番競馬がしやすく、基準斤量-1kgの56kg、同レース2勝の鞍上(幸騎手)という点もデータ的に後押し。
対抗(○)には、ブルベアイリーデ。距離を伸ばした前走は強い内容でレース選択に幅ができた。ただ、気になるのは1枠2番という枠順(少し内すぎ)と、このレースで全く勝てていない鞍上(福永騎手)。リアンヴェリテ・ゴッドセレクション・エルデュクラージュと前(め)に行きたい馬がすぐ外に並んでいるだけに行き場所がなくなって・・・というシーンがありうることは頭に入れておきたい。
3番手(▲)には、3歳馬ゴッドセレクション。この夏の2勝クラスでの3歳馬の勝率(約20%)をそのまま受け取ってよいなら、ハンデ差も込みで通用するだけの力はある。気がかりなのは、昨年冬からの特に重要な2歳・3歳ダート重賞(JBC・全日本2歳・JDD)はすべて地方馬が勝っているという点と、未だ重賞未勝利の鞍上。特に、前2走はどちらも鞍上の判断ミスが敗因のひとつになっていると考えられるだけに・・・。悲願の重賞勝ちにむけて壁を越えられるか。
人気のあまりないところで特に注意しておきたい(☆)のは、サクラアリュール。前半がかなり流れるようであれば、ゴール前に一気の差しきり・・・というシーンがみられる可能性も十分。
以下、△(連下)には、内から順に、ダノンスプレンダー、アナザートゥルース、ウェスタールンド、アシャカトブ、サンデーウィザードで、ここまでが馬連圏内(混戦という見立て)。
三連系のヒモ(✕)は、さらに、ロードリバーサル、エルデュクラージュ、ケイティブレイブ、ハヤヤッコ、エブリワンブラックまで手広く押さえたい。