2026凱旋門賞 有力馬出走情報

2026年の凱旋門賞は、日本からメイショウタバル、アドマイヤテラの2頭が出走を予定していることもあり、例年以上に注目度が高いです。

例年、凱旋門賞は直前に出走回避や追加の登録などがあり、有力馬の動向に注意する必要があります。

そこで今回は現時点で凱旋門賞(Arc)に出走してくるかもしれない有力馬の動向についてまとめてみました。

■ 今回の分類

【A:出走濃厚】

現時点でArcを明確な目標としており、通常の健康状態や最終登録を除けば出走可能性が高い馬。

【B:出走有力だが条件あり】

Arcが有力な選択肢だが、馬場・体調・オーナー判断・別レースとの比較など最終ゲートが残る馬。

【C:出走未確定】

Arcは選択肢に残るが、別レースも同程度以上に現実的。

【D:Arcから後退】

JRA-VANの想定オッズには残っていても、その後の陣営発言から別路線が濃厚になった馬。

【A】 現時点で出走濃厚とみられる主な馬

● ダリズ

2025年凱旋門賞馬。今年もArc防衛が明確な最大目標。

9月6日のPrix Foyを勝利し、France Galopも次の凱旋門賞へ向かう前哨戦として明確に扱っている。現時点で出走を疑う具体的材料はない。

● モルティーズクロス

Grand Prix de ParisとGreat Voltigeurを勝った3歳馬。

William Haggas師はSt Legerを見送り、Arcを目標とする方針を明言済み。9月23日にもTom Marquand騎手がArc当日の馬場を意識した発言をしており、予定変更がない限り出走可能性は非常に高い。

● カルパナ

2025年Arc7着。今年はKing GeorgeとYorkshire Oaksを勝利。

Andrew Balding師は9月15日に、2度目のArc挑戦へ向けて調整していると発言。9月23日時点でもArcを前提に馬場についてコメントが出ている。

● メイショウタバル

宝塚記念勝利からを前哨戦を使わず本番へ直行。

● アドマイヤテラ

札幌記念からの臨戦。現時点では通常の渡航・体調ゲートを残すのみとみる。

● サダッド

ドイツG1のGrosser Preis von Badenを勝利。

Roger Varian師は「Plan A is the Arc」と明言。現状ではArcが第一目標。

【B】 出走有力だが回避可能性を否定できない馬

● ミニーホーク

2025年Arc2着。

Aidan O’Brien師は9月18日に「probably go to the Arc」と発言しており、Arc出走の可能性は高い。ただし厩舎内で軽い感染症の影響が出た馬もおり、師自身も「問題がなければ」という条件を付けている。

● ヴァランディール

Prix Niel勝ち馬。Arc TrialsのWild Cardを獲得。

Aga Khan陣営はNiel後にArc参戦へ前向きな姿勢を示している。ただしDaryzを同じ陣営が抱えており、最終的な出走頭数やオーナー判断は残る。

● サンリー

Prix Vermeille3着。スタートで大きくつまずき、直線でも不利がありながら追い込んだ。

Francis-Henri Graffard師はArcへ出すだけの質があるとの見解を示している。一方、Juddmonte側との判断が必要で、公開情報ではChampion Stakesへのエントリーも確認できる。

● ベイシティローラー

Prix Foy2着、Coronation Cup勝ち馬。

ArcはPlan A。ただしGeorge Scott師は、Longchampが速い馬場ならArcを回避しChampion Stakesへ回ると明言している。

この馬は「出走するかどうか」が直前の天候と馬場に強く依存する。

STATUS:PROBABLE / GROUND CONDITIONAL

【C】凱旋門賞(Arc)以外の選択肢と両にらみの馬

● サンダリングオン

Oaks勝ち馬で、Blandford Stakesも勝利。

Joseph O’Brien師はArc Weekendへ向かう方針を示しているが、ArcとPrix de l’Opéraのどちらへ出すかは未決定。「Arc is quite possible」という段階。

STATUS:DECISION PENDING

● ダイヤモンドネックレス

Prix de Diane、Nassau StakesなどG1を3勝。

Aidan O’Brien師は9月18日時点で「ArcかPrix de l’Opéra」と明言。2400m未経験でもあり、どちらを選ぶかはまだ決まっていない。

● ベンヴェヌートチェッリーニ

Irish Derby勝ち馬。

Niel後に軽い咳が出たことが報告されている。O’Brien師は「馬場が良ければArc、そうでなければ米国」という条件付きの方針。

● フレンドリーソウル

Prix Vermeille勝ちでArc Wild Cardを獲得。

ただし陣営はArc、Prix de l’Opéra、Champion Stakes、Breeders’ Cupなど複数の選択肢を残している。現時点ではArc確定とは言えない。

● アラム

Prix Niel2着。

Arc候補として前売り市場には残るが、9月24日時点で明確な「Arcへ行く」という最新の陣営発言は確認できていない。

● アヴァンチュール

2024年Arc2着、2025年も出走。2026年もG1勝ちがある。

市場上は依然Arc候補だが、9月24日時点で今年のArc出走を明確に固定する最新発言は十分に確認できていない。

【D】出走しない方向になる可能性が高い馬

● アイテム

Juddmonte International勝ち馬で、JRA-VANの9月15日想定オッズにも名前がある。

しかしAndrew Balding師はIrish Champion Stakes後、年内は休養させ、来年を見据える可能性が高いと発言。

現時点ではArc候補から大きく後退したとみるのが妥当。

● アルマカム

Tattersalls Gold Cup勝ち馬。

Ed Walker師は9月21日時点でChampion Stakesを次の主要目標として語っている。

● ソジー

2025年Arc3着で、5月の登録時点では今年もエントリーされていた。

しかし9月19日の現地報道では、SosieとCualificarはArcへ向かわない見通しとされ、Fabre陣営がArcに出走馬を送らない可能性すら指摘されている。

● コンスティテューションリバー

夏まではArc候補の一角だったが、Juddmonte International、Irish Champion Stakes後に陣営は距離短縮を検討。Queen Elizabeth II StakesやChampion Stakes方向が示されている。