【重賞回顧】レパードS

ユニコーンS・JDDに続く3歳ダート重賞。メイショウムラクモが快勝し、鞍上の柴田善臣Jは重賞勝利の最高齢記録を更新。

レース結果

  • タイムランク【D】/メンバーランク【C】(GC「今週のタイム分析」より)
  • RPCI 45.3
    ※主催者発表の公式記録もご確認ください

ラップペース

スタートから直線まではほぼ平均と同じペースだが、1400~1600の通過ラップ(4角出口→直線の勝負どころ)はかなり早い
道中は外目を廻った上でこのラップで後続を突き放した勝ち方はかなり強く、走破タイム以上に評価してよい(コースロス分を補正すればタイムランクも【C】相当)。

回顧コメント

上でも触れたようにメイショウムラクモがかなり強い勝ち方で完勝。今年の3歳ダート路線はレベルが・・・と不安に思っていたが、この内容なら3歳ダート路線を牽引できる存在になってくれそう。

2着には人気薄(長欠明け)のスウィープザボード。こちらは8枠をひいたことで揉まれずにスムーズに周回できたことがかなりプラスに(前走勝利時もスムーズに競馬できたことが大きな勝因だった)
逆にいえば、内目の枠をひいたときが課題となるので、次走は枠順に注意。

3着には、前走2勝クラスでホッコーハナミチ(当レース9着)の2着だったレブンカムイ。内目の枠を利してハナへ。その分だけ勝ち馬にマークされた形にもなり(付き合わされる結果になって)最後は失速で3着。ただ、悪い負け方ではなく、勝ったメイショウが強かったということなので、こちらは自己条件なら当然勝ち負け。

2番人気のルコルセールはしんがりまけ。ダートでガッツリ揉まれる競馬になったのは今回がはじめてで脆さがでた印象。個人的には距離も少し長い(正確には東京コース向き)の馬ではないかという印象。未勝利から2勝クラスまで3連勝できた実力や血統背景からはここで終わる馬ではないので、条件変わりで改めて。