福島芝1800は小回りの1周競馬ということもあり向正面からペースの緩まないロングスパート戦になる傾向にあるが、今年のラジニケ賞は向正面で思いっきりペースが緩んだ(①)ことから、完全に上がり勝負のラップに。
あわせて、3角からペースがあがりはじめたことから、好位以下のグループは外を回って足を使わされる展開に(②)
1から3着の馬は、この流れを隊列の内側でロスなく立ち回れた馬が占める形に。勝ち馬はプリンシパルS・京成杯共に4着ということでハンデ面でも恵まれたとはいえ、このメンバーなら力は上位だったということ。
2着ワールドリバイバル、3着ノースブリッジは小倉のあすなろ賞・中山の葉牡丹賞勝ちが今回と似たような競馬内容。ペースの緩みがない競馬になったときが次の課題。
人気のボーデンは、発馬で後手を踏んで、外々を回らざるを得ず脚を使わされてしまったのが全て。必ずしも力負けではないので巻き返しに期待。