向正面からスタートして外回りコース→ホームストレート→1・2コーナー→向正面→内回りコース→ゴールと周回するコース。阪神大賞典が行われる芝3000mコースは内回りコースだけを利用するがこちらは外→内という違いがあることに注意。
2007年の外回りコース設置からしばらくはレースの行われてこなかったコースであるが、京都競馬場が改修工事になった関係もあり2021年にはじめて使用された。
なお、記事作成時点では、2021年松籟ステークス(3勝クラス)、2021年天皇賞(春)、2022年松籟ステークス(3勝クラス)の3レースしか実施されていない。
阪神芝3200m ラップタイムの傾向・特徴
長距離戦は、前半・中盤共にスローから後半1000m・1200mのロングスパート戦になるのが一般的な傾向。ただ、阪神芝3200mでこれまで実施された3レースのうち2レースは、前半(1週目1コーナー)までも比較的早いラップが刻まれることになった点に特徴がある。とはいえ、2022年の松籟ステークスではこれとは逆に前半が超スローとなっている。
【参考】該当3レースのラップデータ
RPCI | 1000m | 2000m | 上がり5F | 上がり3F | |
2021天皇賞(春) | 41.7 | 59.8 | 121.3 | 61.3 | 37.4 |
2021松籟ステークス | 49.2 | 59.4 | 123.1 | 59.9 | 36.1 |
2022松籟ステークス | 60.5 | 65.7 | 130.1 | 58.9 | 35.2 |