中京芝2000m|コース分類
前半と終盤のバランスが比較的均等になりやすいコース。極端な展開よりも総合的なレース運びが重要になる。
4コーナー付近でもう一度加速しやすいコース。一度動いて終わりではなく、終盤にもう一段の加速が求められる。
前半は落ち着きやすい一方、向正面の下りから動き出して直線でもう一段の加速が求められる。直線だけでなく後半1000m全体を使う形になりやすい。
コース基本データ(フルゲート18頭)
坂・起伏の特徴(使用区間の高低差3.5m)
坂の途中から1角へ向かうため、序盤から隊列形成に負荷がかかる。
前半で流れが落ち着くか、早めに動くかで後半の負荷が変わる。
向正面から下りを使ってペースアップし、長い脚を使う展開になりやすい。
最後の坂で脚を使い切れるかが問われる。
中京芝2000mで行われる重賞レース
中京芝2000m|クラス別ラップタイム
2021年~2025年に中京芝2000m・良馬場で実施された全レースの結果に基づいてデータを紹介。
クラスごとの平均ラップタイプ
前半上り+後半下り+スパイラルカーブ+長い直線というコース形態ということを受けて前半スローからの後半勝負という傾向が顕著。ただし、後半勝負といっても直線だけの上がり勝負ではなく、後半1000m全体を通じてのロングスパート戦という色彩が強い。向正面から断続的にラップが早くなっていく流れになりやすいため「脚を溜められない差し馬」がでてくることに注意しておきたい。同じ左回りの2000mでも、東京2000mや新潟の2000m(外)とは傾向の違うコースであることは意識しておきたい
クラスごとの平均PCI3・RPCIおよび前後半ラップ比較
中京芝2000m|2021〜2025年|良馬場|10頭以上|中央値
| クラス | n | RPCI | 前600m | 後1000m | 後800m | 後600m | 後400m | 後200m |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2歳新馬 | 11 | 59.5 | 37.8 | 59.1 | 46.8 | 34.6 | 22.6 | 11.4 |
| 2歳未勝利 | 14 | 55.4 | 36.8 | 59.4 | 47.4 | 35.4 | 23.3 | 11.9 |
| 3歳新馬 | 11 | 57.9 | 37.3 | 60.2 | 47.5 | 34.9 | 22.9 | 11.5 |
| 3歳未勝利 | 47 | 54.8 | 36.4 | 59.8 | 47.4 | 35.2 | 23.4 | 11.9 |
| 3歳1勝 | 1 | 47.0 | 35.7 | 61.5 | 49.5 | 36.8 | 24.0 | 12.6 |
| 3歳OP(重賞含む) | 4 | 54.6 | 36.9 | 58.9 | 47.1 | 35.1 | 23.2 | 11.9 |
| 古馬1勝 | 30 | 54.7 | 36.4 | 59.2 | 47.2 | 35.2 | 23.6 | 12.1 |
| 古馬2勝 | 24 | 53.7 | 36.6 | 59.0 | 47.0 | 35.2 | 23.5 | 12.0 |
| 古馬3勝 | 11 | 52.6 | 36.3 | 58.6 | 46.7 | 35.2 | 23.7 | 12.2 |
| 古馬OP | 16 | 53.6 | 36.0 | 58.4 | 46.3 | 34.7 | 23.3 | 12.0 |
| 重+不良 | 12 | 53.1 | 37.1 | 60.8 | 48.7 | 36.3 | 24.0 | 12.3 |
向正面からの加速ラップでの後半勝負となるため極端な後傾ラップになる傾向がハッキリしている。また、クラスがあがるにつれ後傾度合いも大きくなる(前半ペースのクラス間差は小さい)が、上でも触れたように直線だけの上がり勝負ではなく後半1000mを通じて加速ラップが続いていく傾向のコースである。したがって、新潟外回り・東京でのPCI値(上がり速度)だけを尺度に能力を測ると思わぬ落とし穴に陥ることも。
トレードオフバランス
中京芝2000m|Victory Position
中京芝2000m|Good match/Bad match
- 大箱コース(高速上がりコース)で切れ負けして人気を落とした先行馬
- 内回りコースから直線が長くなることで人気を落としたロンスパ系の先行馬