サマー2000シリーズの王者を決めるレースというだけではなく、秋の天皇賞にリンクすることもある比較的重要なGⅢ戦
新潟芝2000mの傾向
過去20回の傾向
- 頭は1番人気(3勝)よりも2番人気(5勝)・3番人気(3勝)から。
- 5・6番人気が3勝ずつ
- 過去には16番人気が勝ったことも
- 勝率では牝馬がやや優勢
- 率では4歳馬、数では5歳馬だが高齢馬の激走にも警戒
- 基準斤量-1kg(古牡馬56kg・古牝馬54kg)が7勝(基準±0kg、-2kgが4勝)
- 前走比斤量増が率では優勢
- 逃げ馬はこの20年未勝利(2着3回)
- 前走小倉記念組が6勝(前走重賞が圧倒的に優勢)
- 1枠5勝、3枠4勝
- スタミナ色のあるサンデー系・ロベルト系・ナスルーラ-系に注意
過去20回のラップペース
- 外回り使用の新潟2000mらしく直線勝負
主な前哨戦のラップ比較
- 今年の新潟大賞典は前傾ラップで例年の新潟記念とはあまりマッチしていない
出走馬
- 多頭数のハンデ戦だけあってかなり難解な組み合わせ・・・
見解
◎(本命)には、52kgの牝馬クラヴェル。前2走はどちらも惜しい内容。末脚自慢のこの馬にとっては直線の長い新潟外回りは歓迎だろうし、先週よりも外が届くようになってきた馬場も味方しそう。ちなみに、新潟記念で4勝したうちの3頭は52kg。
○(対抗)には、ショウナンバルディ。ここ2走は、もう1つピースがはまれば・・・という内容。馬場がこれ以上悪化しなければという条件つきだけど、内目の好位でじっと我慢して抜け出してくるイメージ。
▲には、メンバーで一番格上のザダル。前走は重いとか、、、色々言われながらも完勝で格の違いを見せつけた。秋のGⅠ戦線にむけてしっかり賞金加算しておきたいところだろう。どこからでも競馬のできる馬なので、1枠はむしろ歓迎。
△(連下)には、パルティアーモ、ラーゴム、ラインベック、トーセンスーリア。
✕(ヒモ)にひあ、リアアメリアとアドマイヤポラリス
穴馬候補としてはプレシャスブルー