【重賞回顧】北九州記念・キーンランドC

回顧を書く時間のとれなかった北九州記念とあわせて、1200m重賞をまとめて

レース結果(北九州記念)

  • タイムランク【D】/メンバーランク【C】(GC「今週の結果分析」)
  • RPCI 38.1

レースラップ(北九州記念)

  • レース直前に激しい雨が降り出したことの影響もあり、例年と比べると明らかに緩いラップ(同じモズスーパーフレアが逃げた昨年のラップと比較するとわかりやすい)
  • あわせて降雨のために後ろからの馬は伸び脚を欠きやすいコンディションとなったこともレース結果に大きな影響を与えている

回顧コメント(北九州記念)

3歳牝馬ヨカヨカが九州産馬としてはじめての重賞制覇。このこと自体は非常に喜ばしいこと。
ただ、レースそれ自体は、直前の雨の影響をかなり受けていて、例年の北九州記念のようなハイスピードの超絶スプリント戦とはほど遠い内容に。
ヨカヨカについては、坂もある中山1200mよりは、来年のアイビスSDにでてきたらちょっと狙いたいかも(来年まで忘れないでおきたい)。

2着には、前哨戦となったCBC賞を格上挑戦で制したファストフォース。良馬場の溶け勝負では・・・という前提で評価をさげたのだが・・・。馬場がかなり荒れていた冬の小倉でも勝っているように、渋った馬場も上手ということなのだろうが、コンディションの全く違うレースで連続好走は充実の証。ただ、こちらも坂のあるコースで・・・という点は未知数で、次走(たぶんスプリンターズSのはず)は試金石。

3着モズスーパーフレアは自分の競馬に徹した結果で馬場も味方しての3着。

スプリンターズSにむけて・・・という意味では上位入線馬よりは、この雨で脚を殺されてしまった差し馬勢(ジャンダルム・レッドアンシェル)を警戒したいところ。

レース結果(キーンランドカップ)

  • タイムランク【E】メンバーランク【C】(GC「今週のタイム分析」)
  • RPCI 41.4

レースラップ(キーンランドカップ)

  • 同時の9R(牝馬限定1勝クラス)よりも遅いラップペース
  • 時計的にも例年よりも高速馬場であることを踏まえるとタイムランクEが指し示すようにかなり遅い。

回顧コメント

距離短縮での折り合い改善が期待されたメイケイエールに注目が集まったレース。しかしながら、1200mでも頭をあげるそぶりで押さえが聞かず結局逃げる形に。平均ラップよりも中間の緩みがないようにみえるのはメイケイのラップなので、その後に控えたレイハイアはマイペースに近い状態。

となれば、前残り決着もうなずけるところで、しっかりスタートを決め絶好のペースで馬をエスコートした亀田騎手の好騎乗。3着セイウンコウセイも時計が遅かったから残せた感じのレースで、これで完全復調・・・というわけでもなさそう。それでも8歳58kgで3着は立派なのかもしれない。

2着エイティーンガールは、昨年と同様、前哨戦を1回叩いてがらり一変。ただ、こちらも自分の時計だけ走るというタイプで、レース時計が遅くなったことがむいた口。高速決着のスプリント戦では信頼できないことは覚えておきたい。

◎のミッキーブリランテは、レース後のコメントでは「状態が・・・」ということだったようだが、こちらは、前バテで差してくるタイプの馬なので、時計が遅すぎたのが合わなかった印象も。

残念なのはメイケイエールで、今回のレースを見る限りは短距離戦で活路を見いだすのも簡単ではなさそう(基本的にスプリンターではない)。現状では小回りの1800mとかで外枠から気分良く走れればというところなのかもしれないが、持っているポテンシャルはかなり高いはずなので、何とか立て直してもらいたいところ

スプリンターズSにむけて

どちらのレースも、スプリンターズSの参考になるか・・・といわれると否というレースで、今年はセントウルS組(と、春からの直行組)の勝負という構図になりそう。