気がつけばGⅡ昇格から20年以上経過している札幌記念。今年は桜花賞馬のソダシが参戦し初の古馬との対決が注目されるところ。古馬勢も香港帰りのラヴズオンリーユー、おととしの勝ち馬ブラストワンピース、ペルシアンナイト、ステイフーリッシュ、ユーキャンスマイル、トーラスジェミニ、ウインキートスと重賞馬がずらり。
過去20年の傾向
- 1着は2番人気から(1番人気:4勝2着7回、2番人気7勝2着1回)
- 単勝期待値は5番人気(4勝2着3回:253円)
- 勝率は3歳馬がトップ(23頭中4頭17%)
- 勝ち数では4歳馬がトップ(59頭中7頭11.9%)
- 連対数では5歳馬(6-10-8-56)
- 前走からの斤量減の馬が11勝(斤量増は4勝)
- 勝ち馬20頭中19頭が前走重賞(うち8頭が前走GⅠ・GⅠ以外は直近の重賞)
- Danehill・(その直仔の)ハービンジャー産駒が4勝
- 好位・差し優勢
- 武豊が20年で4勝
過去20年のラップペース
過去20年の平均RPCI 48.06
平均ペースで淡々と流れる持久力戦になることが多い
見 解
◎(本命)は配当妙味も狙って⑧ユーキャンスマイル。近走だけであれば「マラソンレースの馬」という印象も強いが、一昨年は新潟記念勝ちに天皇賞秋でも4着。平均ペースでの差し比べに強いタイプで、鉄砲もOK。展開の影響を受けやすいタイプではあるが、常に自分の競馬のできる馬なので、ここまで戦ってきた相手のレベルを考えればここであっさりがあってもおかしくない。
○(対抗)は、④ラヴズオンリーユー。こちらもここまでの対戦相手を考えれば無様なレースをしてはいけないレース。ただ、競馬のしやすいもうちょっと外の枠の方がよかったなぁ・・・という分で2番手に。
▲(単穴)は、3歳馬ソダシ。札幌2000mであれば距離はこなせるという判断。斤量面での恩恵も大きく、揉まれないという意味では大外枠はプラスになりそう。
以下、単騎での逃げになりそうな☆⑤トーラスジェミニまでが勝ち馬候補
△には、⑥バイオスパークと、⑫ブラストワンピース
✕(ヒモ)は手広く、①②⑦⑨⑩⑪