今週から夏の新潟開催がスタートします。オリンピックなどの関係もあり、小倉開催がなく、新潟・函館の2場開催です。
変則開催となることから、いわゆる「自ブロック制」がなくなることにも注意する必要があります。
また、新潟競馬場は、千直コースのイメージから広い競馬場と思い込んでいる方も多いかもしれませんが、実は「JRA全10場でコーナーが急なコース」であることにも気を付けておきたいものです。
各競馬場ごとのコーナーの曲がり具合は、ホームストレートとバックストレートとの間の幅員距離を測ることでおおよその見当がつきます(コーナーの半径(直径)が短いほどコーナー角は鋭くなるからです)(下図参照)。
新潟競馬場は芝コースの直線内ラチ~バックストレートの内ラチまでの距離が約240mとなっています。東京競馬場は約350mですからかなりの小回りです(Googleマップなどで見比べるだけでも小回りなのはすぐわかります)。
また、函館・福島・小倉は約270~280mですから、それとの比較でも新潟のコーナーはキツイということになります。
さらにいえば、ダートコースは、芝コースの内側に設置されていることから、さらに急なコーナーになっていることになります。
コーナーの角度は、ラップタイム(展開)にも大きな影響を与えますので、コース替わりの馬を見つけたときにはそのあたりのことも気にかけてみると的中率アップにも貢献するかも。