朝日FS・ホープフルSにむけての非常に重要なステップレース。特に、今年は改修工事中の京都競馬場の代替で本番と同じ阪神1600mが舞台となるだけに朝日FSに直結する可能性も高いといえる。
阪神芝1600mの傾向
デイリー杯2歳S 過去20年の傾向
- 1番人気の信頼度は標準からやや高め(8-4-3-5 勝率40%・連対率60%・複勝率75%)
- 1~3番人気で14勝、6番人気以下は3勝(9番人気が最低人気の勝利)
- 2・3着も5番人気までで決するケースが多い
- 前走新馬戦組が7勝(7-6-3-28)、ついで未勝利戦組が6勝(6-5-5-44)
- キャリア4戦以上は割引(0-1-7-45)
- 前走1800m・1600mが6勝ずつ(1200m4勝、1400m2勝、2000m1勝)
- 前走上がり3F最速の馬が14勝(14-10-9-56)
- 牝馬(3-2-0-22)勝率では牡馬よりも優勢
- 1枠(4-3-1-13)と8枠(5-6-2-26)が優勢
- サンデー・ディープインパクト系産駒が13勝(アグネスタキオン産駒の3勝が最高)
- ノーザンダンサー系産駒が3勝している点にも注意
- 福永5勝、武豊3勝、小牧3勝
デイリー杯2歳S 出走馬
出走馬の前走ラップ比較
出走馬の補正タイムランキング
デイリー杯2歳S 見解
7頭立ての少頭数では、スローからの上がり勝負になる可能性が非常に高く、ここまでのレースでの瞬発力を比較するのがアプローチとしてはよさそう
前走比較では、今年の新潟2歳Sはなかなかのレベル。なかでも勝ち馬セリフォスは新馬戦から一貫して高いパフォーマンスを示していて、小頭数&阪神外回りなら体調などに問題がない限りは勝ち負けで、これが本命。
相手には、新馬戦の内容が非常に良いソネットフレーズ。叩いた上積み次第ではあっさり逆転まで。
僅差の三番手にはプルパレイ。こちらも前走は非常によい内容で完勝。東京でもアライバル(新潟2歳S2着馬)の2着があり、続く新潟で未勝利脱出で、瞬発力比べのコースにも対応。強いて気になる点をあげれば前走逃げる流れになってしまったことくらい。基本的には、この3巴の1戦という見解。
これに割って入る可能性がある馬があるとすれば、前走がスローペースに泣いた形になったスタニングローズ・ウナギノボリのサウジRC組2頭。