ホープフルステークス 過去レースの傾向と狙い馬プロファイル

形式的には1984年に創設されたラジオたんぱ杯3歳ステークス(その後2006年からラジオNIKKEI杯2歳ステークスに改称)を前身としているが、暮れの中山にはホープフルステークスという名の2歳限定オープン競争も実施されていた。2014年に行われた2歳重賞路線整備に伴って朝日FSが中山競馬場から阪神競馬場へ施行場を変えたことに伴い、ラジオNIKKEI杯2歳ステークスを中山競馬場での開催に移しG2からそれまで阪神で行われていたラジオNIKKEI賞2歳S(ラジオたんぱ賞2歳S)と入れ替わる形でGⅡへの昇格・現レース名への改称となり今の条件へ。その後2017年からはGⅠに昇格し、2歳中距離路線の頂点のレースとして位置づけられることになった。翌年の皐月賞と同コースで行われるレースでもあり三冠レースを占う重要な一戦となる。

ホープフルステークス 過去レースのラップタイム

舞台となる中山芝2000mは内回りコースを1周するレイアウト。基本的には残り1000mからのロングスパート戦。GⅡ昇格・中山移場後となった2014年以降の平均RPCIは48.5、勝ち馬の平均上がり3Fは35.6。

1-3着馬の脚質分布

2014年以降の8年で逃げ馬の馬券絡みはゼロ。早めにこられやすい中山内回りのG1レースでの逃げ切りは至難の業。道中をよいポジションで上手く脚を溜められた馬がきっちり抜け出してくるというレース傾向。

ホープフルステークス 枠番・馬番別の傾向

ホープフルS 人気別の傾向

  • 【人気】→【人気中穴】→【人気→中穴】
  • GⅡ昇格以後の7年の8番人気は、5-1-0-2 の好成績
  • 2着馬はやや波乱傾向ありで、1番人気からの馬単流しに妙味がありそう

ホープフルS ローテーション(前走レース)別の傾向

  • 重賞格上げ後の勝ち馬の前走はすべて1800m以上。2021年1番人気12着のコマンドラインの前走は1600mのサウジRC。

ホープフルS キャリア別の傾向

ホープフルS 騎手別の傾向

  • ルメールが4勝2着3回(複勝率75%)と圧倒的に強い
  • ルメール・デムーロを含めた外国人騎手が20年で12勝(重賞格上げ後の7年でも4勝)

ホープフルS 種牡馬別の傾向

重賞格上げ後は、ディープインパクト産駒3勝、その他サンデー系2勝、ロードカナロア・キングカメハメハが1勝ずつでノーザンダンサー系種牡馬の勝ち馬はなし

ホープフルステークス 狙い馬のプロファイル

  • 2~5枠+外国人ジョッキー+前走1800m以上の全ての条件を満たした馬