朝日杯フューチュリティーステークス 過去レースの傾向・狙い馬のプロファイル

1949年に創設された3歳(当時の馬齢表記では2歳)馬のチャンピオン決定戦、当時のレース名は「朝日杯3歳ステークス」。創設当初は芝1100mで実施されていたが、1959年からは芝1200m、1962年には芝1600mと実施距離が延長されている。2001年に馬齢表記が国際基準と同じに改められたことを受け現在のレース名である「朝日杯フューチュリティーステークス」に変更され、2014年から阪神芝1600mへ変更され現在にいたる。

朝日FS 過去レースのラップタイム

舞台が阪神芝1600mに変わった2014年以降の平均RPCIは48.8、中山よりも直線の長いワンターンの阪神外回りにコースが変わり末脚重視の傾向が強まり、スローからの上がり勝負に近い展開になる年も。

1-3着馬の脚質分布

上記は阪神芝1600mでの開催となった2014年以降の1-3着馬の脚質分布。逃げ馬は8年で3着がわずかに1回あるだけで苦戦しており、全体的には差し馬が優勢。上がり最速1位が4勝・2位が2勝。

朝日FS 枠番・馬番別の傾向

馬番別に特異な馬番があるのでグラフが少し読み取りづらいが、回収率ベースでは内枠(1-3)枠の妙味が高い。

朝日FS 人気別の傾向と分析

1番人気は過去20年で5勝。そのうち3勝は阪神コースに変わった2014年以降で、中山よりもフェアなコースに変わったことの影響は大きい。ただ、横の比較の難しい2歳戦でもあり11番人気以下の馬券絡みも少なくない。3連系はとにかく広く流したいレース。

朝日FS 過去10年の配当金など

朝日FS ローテーション(前走レース別)の傾向

  • 過去20年ベースでは東スポ2歳S組が4勝も、阪神芝1600mに条件が変わってから(ホープフルSのGⅠ格上げ後)は、同距離のサウジRC・デイリー杯組が優勢の傾向が強くなっている。特に、東京マイル戦からの馬の成績は他のコースよりも抜けて好成績。

朝日FS キャリア別の傾向

  • キャリア2戦が最多の7勝
  • キャリア1戦・5戦以上は割引

朝日FS 騎手別の傾向

  • デムーロが4勝で最多
  • 全体的には短期免許も含めた外国人ジョッキーの活躍が目立つ
  • ルメールは、0-1-2-8 と相性の悪いG1レース

朝日FS 種牡馬別の傾向

阪神芝1600mに変わってからの8年でディープインパクト産駒が3勝。それにハーツクライ産駒が2勝と続く。

朝日FS 狙い馬のプロファイル

  • 前走東京芝1600mを好位からの上がり最速で完勝した馬
  • 外国人騎手騎乗馬
  • 1枠