【AT府中牝馬ステークス】過去レース傾向・狙い馬のプロファイル

1953年に「東京牝馬特別」の名称で創設され1992年からは「府中牝馬ステークス」に、2018年からは「アイルランドトロフィー」の冠名も付与され現行のレース名称。1953年~1954年は芝2000、1955年~1995年までは芝1600mで行われ、1996年にエリザベス女王杯が古馬にも開放されたことにあわせて芝1800mの現行距離となっている。2014年から1着馬にエリザベス女王杯への優先出走権が与えられることもあり、エリザベス女王杯の重要なステップレースであるだけでなく、マイルCSを狙う牝馬のステップレースとなる場合も。

府中牝馬ステークス 過去レースのラップタイム

馬場20040060080010001200140016001800
中良200212.811.211.911.711.612.212.011.311.4
200311.710.910.611.311.812.212.412.713.0
200412.610.911.812.212.112.011.311.012.4
200512.811.811.912.312.012.111.111.311.5
200612.711.212.112.612.312.411.611.011.6
200712.810.911.412.212.011.811.211.211.9
200812.610.811.412.312.112.311.311.211.5
200912.610.811.211.611.911.911.211.511.9
201012.411.311.912.512.711.611.010.912.1
201112.611.211.612.312.412.111.311.511.8
201212.611.211.712.112.111.811.311.211.5
201313.112.012.813.112.812.210.810.711.3
201412.711.111.212.012.212.311.311.311.6
201512.511.411.412.011.912.011.511.612.0
201612.711.012.112.712.112.111.411.111.4
201712.911.612.312.712.412.511.211.011.5
201812.511.011.411.511.811.711.411.611.8
201912.410.911.611.811.611.911.311.211.8
202013.011.511.411.512.212.711.811.912.5
202112.511.211.612.012.111.811.011.412.0

過去20年で最も前半が厳しかった2003年、最もスローペースだった2013年はいずれもかなり極端な展開となった年。全体傾向としてはややスローからミディアムペースからの「高速上がり勝負」の傾向の強いレース。ただ、全体的に早い時計のでやすいコンディションで行われる年が多く、ややスロー・ミディアムといっても時計的には11秒台のラップが並んだ上に上がりも早いという年も少なくなく瞬発力だけでなく長く脚を使える持続力適正も求められやすい。

展開のポイントはスタートから3コーナー

過去20年のうち東京競馬場で開催された19回のラップ一覧。スタートから3コーナーまでのペース偏差が大きい反面・3コーナー以降のペース偏差は非常に小さい。そのため全体ラップとしてはスローでも後半だけにフォーカスすると「意外と厳しい」というケースがあることにも注意しておきたい。

1-3着馬の脚質分布

過去20年中東京競馬場で行われた19回で逃げ馬の馬券絡みは5回。極端な展開になりやすいレースでもあり、メンバーの横の関係を把握することが重要。全体的には「東京での末脚比べ」のレースらしく差し・追い込みでも十分に勝負になるレース。ペースが早い(隊列が適度に長い)から前、スロー(隊列が短い)から後ろというパターンにも十分注意しておきたい。

府中牝馬ステークス 人気別の傾向

1番人気は過去20年で4勝(9連対)も直近10年ではわずかに1勝で配当的な妙味も踏まえると「1番人気を疑いたい」レース。馬券的にもっとも妙味が高いのは4番人気・単勝オッズ5~10倍ゾーンの馬。特に実績馬が人気になった場合には「陣営の勝負気配」をしっかり把握しておきたい。

【参考】府中牝馬ステークス 1番人気の馬の成績(2003~2021)

府中牝馬ステークス 枠番・馬番別の傾向

内の馬を狙いたくなるトラックバイアスになりやすいレースではあるが回収率が高いのは外目の馬。牝馬限定戦ということもあり、向正面への合流(2コーナー)でごちゃつきやすい内よりは外の方がスムーズに競馬をしやすいメリットがある点や直線勝負の大外一気の決まりやすいレース傾向にあることがこのような結果となっている背景と思われる。

府中牝馬ステークス 年齢別の傾向

いまの競馬のトレンドは、いわゆるクラブ馬を中心に牝馬は6歳春で引退というトレンド。したがって4・5歳優勢は当然の結果。

府中牝馬ステークス 前走レース(ローテーション)別の傾向

前走クイーンS組が過去20年で8勝(連対13回)で最多。高速時計の上がり競馬の東京とは相関の薄いイメージのレースではあるが3・4コーナーで時計の落ちづらい当レースの展開傾向との相性がよいのかもしれない。他方で注意したいのはヴィクトリアマイル以来の休み明け組で過去20年で1勝・3着2回。

府中牝馬ステークス 種牡馬別の傾向

まず押さえておきたいのは「ディープインパクト産駒が苦手にしてるレース」ということ。人気馬の信頼度が低いのもこの点と大きく関係しているといえる。

【参考】ディープインパクト産駒の全成績(2017年~2021年)

府中牝馬ステークス 騎手別の傾向

牝馬の末脚を爆発させる技術では群を抜いているルメールが勝率4割、連対・複勝率8割。人気でも騎乗馬には逆らいづらい。ほかでは2勝の岩田・3連対のデムーロ。

府中牝馬ステークス 狙い馬のプロファイル

  • クイーンSを早い上がりで好走してきた馬
  • PCI60台の末脚を使える7・8枠の馬
  • ルメール騎乗馬