2歳戦で最初のマイル重賞。新潟外回りコースらしく末脚比べになることの多いレース。
新潟芝1600mのコース傾向
過去19年(現在の施行条件後の全レース)の傾向
- 1番人気が強いレース(9-3-2-5)
- 上がり最速の馬が19年で16勝(上がり2位の馬が2勝)
- 5枠より外で13勝(5枠・8枠が4勝で最多。最も分が悪いのは2枠)
- 左回り経験済みの馬が強い
- 前走1200m、1800mからの勝ち馬はゼロ
- 岩田康が3勝
- ノーザンダンサー系・ナスルーラ-系の大駆けに注意
過去19回のラップペース
- 新潟はコーナーがきついため中盤のペースが緩み、直線勝負に
- 1200~1400mでの瞬発力が重要
見解
上のグラフは前走1400m・1600mの出走馬のそれぞれのレースラップをまとめたもの(左が1600、右が1400)。新潟2歳Sの特徴と親和性が高そうなのは、アライバル・オタルエバー・セリフォス・ダリア賞のラップ。
◎(本命)には、オタルエバー。レコードタイムになった走破時計よりもハナにいってそのまま突き放して押し切った内容が秀逸。敵は「前走逃げた馬」は傾向的には割引という点。
○(対抗)には、1番人気が予想されるアライバル。新馬戦のラップを見る限りはかなりの器の可能性があり、圧勝のシーンも十分。それに加えて、過ごしやすい北海道から暑くてきたくないはずの新潟に遠征してくるルメールはたいていちゃんと仕事して帰るのも心強い。
▲にはダリア賞再先着のコムストックロード。ダリア賞のラップを見る限りは瞬発力勝負への適用力が見込めることと、大外枠を重視。
以下、☆には中間の調教気配のよかったスタニングローズ。
△には左回りで好時計勝ちのセリフォス
ヒモ(✕)は2歳戦なので広めにうけるのが基本