フラワーカップ 過去レースの傾向・狙い馬プロファイル

1987年に創設された4歳(現3歳)牝馬限定の重賞。創設時より中山芝1800mの条件で施行されているが、負担重量については2001年に馬齢戦から別定戦に変更されている。3月芝1800mという時期・距離の関係から桜花賞への最終切符を求める(関東)馬の出走が多かったが、近年では桜花賞よりもオークスを睨んでのステップとして使う馬の方が増えている。

目次

フラワーC 過去レースのラップタイム

※2011年は東日本大震災の影響により阪神競馬場での開催

中山芝1800mらしく向正面から12秒台前半のラップが続き4コーナーでレースが一気に動く展開なるのが通常の傾向。ただ、3歳牝馬限定戦らしくその年のメンバー構成による偏差も多く極端な流れになることがあることには注意しておきたい。

1~3着馬の脚質分布

上記は過去20年のうち阪神競馬場で開催された2011年を除いた結果。逃げ馬が6勝で馬券絡み10回。スローペースからの逃げ残りだけではなく早い流れだからこその逃げが成立するコースでもあることから、逃げ馬は絶対に押さえておきたい。また勝ち馬は「前にいる」ことが特に重要で、上がり最速でも差し届かないというケースが珍しくない(中山開催19回で上がり最速馬の勝利は4例、そのうち2頭は好位勢)。

フラワーC 枠番・馬番別傾向

2枠と「ほどよい頭数」のときの8枠が狙い目なのは中山1800mの一般傾向と同じ。窮屈な競馬になりやすい枠は割引。

フラワーC 人気別の傾向

1番人気は過去20年で複勝率80%、過去10年でも複勝率70%で3連系の軸としての信頼度は高い。2着も5番人気までで7割、3着も5番人気までで58%とどちらかといえば人気~中穴程度の決着になることの多いレース。1~5・6番人気までの馬連・3連複ボックスあたりがオススメの券種

フラワーC 前走レース(ローテーション)別の傾向

前走下級条件組からの馬券絡みが多く、特定の鉄板ローテーションを見いだすのはかなり難しい。前走コース別(下記参照)では、中山芝2000mを使った馬の成績が非常に優秀

前走同コース好走は過信禁物

上記は過去20年のうち2011年を除いたレースに出走した「前走中山芝1800m」の馬の成績。特に近年では同コースの1勝クラス(デイジー賞・若竹賞)好走馬が人気になりやすい傾向があるが「勝った馬はゼロ」で人気再度でも馬券外に飛ぶ馬の方が圧倒的に多い。

前走同コース好走馬が通用しない理由としては「そのレースのレベルが(横の比較で低い)」という理由が考えられるが、展開傾向的にも1勝クラスとフラワーCではスタートから向正面までの運び方に大きな違いがある(再現可能性が低い)ことに気を付けておきたい。

フラワーC キャリア別の傾向

単と複で回収値傾向が異なるレース。頭の1発はキャリアの浅い馬、ヒモ穴はキャリアの多い馬。

フラワーC 負担重量(斤量)別の傾向

54kg(馬齢重要)を基準斤量とする賞金別定(収得賞金1800万円以上は1kg増)
近年では斤量を背負わされる馬(重賞勝ち馬)が出走する例自体が少ないが、配当妙味も薄く押さえまでが無難(下記参照)

【参考】斤量55kgで出走した馬の全成績(2011年を除く2003年以降19回)

フラワーC 種牡馬別の傾向

種牡馬という観点では狙いを立てづらいレース。ただ、同コースで同じ牝馬限定戦となる中山牝馬ステークスと同様に「キンカメ系」やヨーロッパノーザンダンサー系の回収値が高め。サンデー系は切れ切れのタイプよりは切れないタイプの馬を狙いたいレース。

フラワーC 騎手別の傾向

横山典が20年で3勝、柴田善が4連対。トリッキーな流れになりやすいレースだけにベテランの手腕が冴えやすいレースといえそう。


フラワーカップはこの馬を狙え!!

  • 前走中山芝1600mからの距離延長で展開面の改善(ポジション取りやペース)のある馬
  • 中山芝2000mで早い上がりでの好走例のある馬
  • 1600m以上のデビュー戦を好位から上がり(PCI)60以上末脚で勝利した1戦1勝馬