札幌ダート1000m|コース分類
前半と終盤のバランスが比較的均等になりやすいコース。極端な展開よりも総合的なレース運びが重要になる。
道中から高い巡航速度を維持しやすいコース。速い流れの中でもスピードを持続できる能力が重要になる。
3角までが短く、序盤からトップスピードに乗せる必要がある。フラットで緩いコーナーを速い巡航のまま押し切る形になりやすい。
コース基本データ(フルゲート12頭)
坂・起伏の特徴(使用区間の高低差0.9m)
スタートから3コーナーまでが短く、序盤から加速力が問われる。
コーナー区間が長く、速い巡航を維持する必要がある。
正面直線は264.1m。最後の直線に坂はない。
向正面の終わりが最も高い地点で、使用区間の高低差は小さい。
札幌ダート1000m|クラス別ラップタイム
2017年~2021年に札幌ダート1000m・良馬場で実施された全レースの結果に基づいてデータを紹介。
折れ線グラフ比較

コースがフラットでコーナーも緩やか、さらに直線も短いというコースレイアウトになっていることから「とにかくテンから飛ばす」というコース。スタートから3コーナーの入りにかけてのラップが最も厳しくクラス間の差も最も大きい。短い時間でトップスピードに到達する「加速力」が強く要求されるコース。
クラスごとのPCI3・RPCI/前後半ラップタイムの比較
札幌ダート1000m|2021〜2025年|良馬場|10頭以上|中央値
| クラス | n | RPCI | 前400m | 後600m | 後400m | 後200m |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2歳未勝利 | 1 | 43.3 | 23.2 | 37.3 | 25.7 | 13.3 |
| 3歳未勝利 | 28 | 47.5 | 23.4 | 36.0 | 24.3 | 12.6 |
| 古馬1勝 | 22 | 47.8 | 23.4 | 36.0 | 24.3 | 12.6 |
| 古馬2勝 | 7 | 47.2 | 23.1 | 35.7 | 24.0 | 12.3 |
| 重+不良 | 6 | 46.9 | 23.1 | 35.6 | 24.2 | 12.5 |
上でも解説したとおり前半から飛ばして最後はバテ比べになるというコース。その傾向が特に強く出るのが2歳未勝利戦でPCI3がRPCIよりも低いという非常に珍しい結果になっている。また、古馬1勝クラスと2勝クラスでは前半ラップの速さにかなりの差があるため昇級戦となる馬の前走ラップタイム(走破時計)はしっかり確認しておきたい。
トレードオフバランス

札幌ダート1000m|Victory Position

「とにかく前に行かないと勝ち負けにならない」コースで、勝ち馬における逃げ・先行馬の割合は8割を超える。また、2・3着馬でも逃げ・先行馬の割合が70%を超えていて、行った行ったどころか、「行った✕行った✕行った」になるコースと考えておくべき。したがって、出遅れた時点で致命的な不利を受けるコースでもあり、ゲート難の馬は割り引いておきたい。
函館ダート1000と同様に「外目の枠」が優勢。ただし、6・7枠は「ポジションを取れないと厳しい枠」であることにも注意しておきたい。また、差しの穴馬を狙うのであれば外枠よりも内枠という傾向も顕著。
札幌ダート1000m|Good match/Bad match
- 1番人気の勝率は高いが連対率・複勝率は低め(勝率43%・連対率49%・複勝率63%)
- 3コーナー進入に有利な5~7枠が優勢
- テンにいけない馬の1・2枠はやや割引
- へニーヒューズ・トランセンド・サウスヴィグラス・アジアエキスプレス産駒
- 菱田・吉田隼・城戸・国分恭
- ルメールが飛びやすい条件(6-0-0-11/17)なので過信禁物
- 札幌常連組では池添・岩田の成績が悪い
- 距離短縮のへニーヒューズ産駒
- 前走芝1500m以上からの条件替わり