念に一度の奥州競馬の祭典。今年は日本からもクロノジェネシス・ディープボンドの2頭が出走。欧州勢も、アダイヤー、スノーフォールをはじめ話題の馬が多数出走。新しい王者になるのはどの馬か?
最終的な結論は日曜日(20時頃)にTwitterにて
コース
- ワンターンコース(日本で2400mワンターンのコースはなし)
日本の競馬場だと京都2400m(外回り)が大きな傾向としては似ている - 向正面と交差する地点から長い上り勾配
- 3角からフォルスストレートまでは600mで10m下る急な下り
- 高低差10mは、中央で最大高低差となる中山競馬場の倍
- 直線はほぼ平坦
過去10年のレース結果
所属国別の傾向・分析
- 地元フランス調教馬が最多5勝だけでなく、1~3着30頭の過半数を占める
- フランス調教馬は人気の盲点になっているケースも多いので注意
- アイルランドは、2016年のオブライエン厩舎1~3独占
- 日本はオルフェーヴルの2年連続2着
性別・年齢別の傾向・分析
- 10年で牝馬が7勝。
- 数の上では、4歳牝馬優勢も、トレヴ・エネイブルが3・4歳と連勝しているため、実質的には3再牝馬優勢という判断でよさそう
- 2着馬は4歳牡馬が4回で最多
- 5歳以上の馬は基本的に割引
血統別の傾向・分析
- サドラーズウェルズ系(近年ではガリレオなど)の血が入っている馬が強い
- ヌレイエフはサドラーズウェルズ系の近親にあたる(サドラーズウェルズの母母がヌレイエフの母)
- サドラーズウェルズ系についで優秀なのはダンジグ(Danzig)の系統(デインヒルはダンジグ系)
レースラップ
ラップタイムごとの比較
- 日本の競馬と比べてテンのペースが遅いことが特徴
- 他方で後半の上がりが早いことにも注意
ラップペースでの比較
- ロンシャン2400mのコース高低を考えると、長い上りを耐えられるスタミナと後半の下りから一気に加速できる瞬発力の両方が必要
主な出走馬のレーティング
- アダイヤー 127
- タルナワ 122
- クロノジェネシス 121(※)
- スノーフォール 120(※)
- ディープボンド 118
- ラブ 118(※)
- ブルーム(武豊騎乗)117
- ジャパン 115
(※)牝馬のセックスアローワンスは4ポンド