秋華賞トライアル第2戦。紫苑Sとはことなり、こちらは条件戦経由の上り馬がワンツーの波乱。
レース結果
- タイムランク【D】/メンバーランク【C】(GC「先週の結果分析」)
- RPCI=56.3
レースラップ
- 1000m通過61.2で馬場状態を考えたらスローにもかかわらず縦長の展開
- 4角でさらにひと息いれられたエイシンが逃げ粘るところをキレ味のある差し馬が襲う展開
回顧コメント
個人的には秋華賞の前哨戦の中ではワンランク下という評価。
スローでも縦長隊列という展開になれば行っている馬が遙かに有利でその利を生かし切ったエイシンは鞍上のファインプレー。
2・3着には、他馬との比較で短時間での加速力に優れた2頭。3番人気のタガノパッションは、同じ差し馬でも一瞬のキレ味というよりは前が止まるような流れでこそのタイプのようで、今回の展開は少し不向き前にいった馬にはきつかったオークスとは展開も正反対であったことからすれば、仕方ない結果。
本命にしたクールキャットは、ゲートの出もよくなく後方から。こちらも瞬発力で勝るタイプではないし、フローラSのような番手からの競馬を念頭においての本命だったので、展開からして読み違い。鞍上のコメントによれば、フットワークの大きい馬だから広いコースの方がよい(=1周競馬の中京2000よりはワンターン競馬になる東京2000の方がよいというニュアンスだと思う)ということなので、条件替わりで再度見直し。
なお、秋華賞は阪神2000mなので、中京とも東京ともコースの特徴・傾向が変わることに注意。