【東京大賞典】過去レース傾向・狙い馬のプロファイル

レースの創設は1955年で当時のレース名は「秋の鞍」で大井競馬の四大競争の一つ(春の鞍(東京ダービー)、春の特別(アラブダービー)、秋の特別(全日本アラブ大賞典))。1964年からは現在の「東京大賞典」に改称。施行距離は1998年からはダート2000mで定着。1995年に交流競走に指定されJRA所属馬も出走が可能となり、2011年からは「国際G1レース」として格付けされ、地方競馬・南関東競馬・大井競馬だけでなく日本の競馬の年末を締めくくるレースとなっている。なお、地方競馬で開催される唯一の国際G1レースである。

東京大賞典 過去10年の結果

JRA勢を中心視も藤島王冠組の地方馬に注意

過去10年の1-3着30頭の所属別内訳は、JRA勢が26頭(10勝)・地方所属が4頭と中央馬が圧倒的に強い。ただ、近年は地方所属馬が馬券になるケースが増えてきており、2019年は2・3着に地方所属馬。特に、東京大賞典のトライアルとなる藤島王冠の好走馬には注意しておきたい。

JRA組は「大井替わり」の激変(巻き返し)に警戒

JRA勢はチャンピオンズC・JBCクラシック(・南部杯)からの王道路線が基本的な好走パターン。ただし、前走大敗からの巻き返しとなる馬も少なくない。中京の軽い馬場から大井のタフな砂への条件変わりで見直せるタイプに注目。

東京大賞典 過去レースのラップタイム

舞台となる大井2000mは4コーナー出口からスタートして外回りコースを1周するレイアウト。最後に外回りの長い直線があることもあり、1・2コーナーはゆっくり回るのがセオリー。また、レースが動くは3コーナー地点からで、4コーナー出口から直線入り口にかけてが最も早いラップとなる。直線が長いわりにはレース自体は早めに動きやすい点を踏まえて展開予想することがポイント。

東京大賞典 狙い馬のプロファイル

  • リピーター(大井2000mに実績のある馬)