【京都2歳ステークス】過去レースの傾向・狙い馬のプロファイル

1959年に創設された京都3歳ステークスを前身とする2歳（創設当初の馬齢表記は3歳）限定レース。2014年からはGⅢに格上げされ現在にいたる。2020年～2022年は京都競馬場改修工事に伴い阪神芝2000ｍで実施される。

京都2歳ステークス　過去レースのラップタイム

京都開催・阪神開催共に内回り。ただ、2歳2000ｍ戦ということもあり持久力型ロングスパート戦のラップよりも、前半スローからの上がり勝負になりやすい。「コーナー区間を跨いでの上がり勝負」に適したタイプを上手に見つけたいレース。

重賞格付け後の全8年で1番人気は2勝・4連対。連対率はともかく勝率の面での信頼度は高くない。2番人気の複勝率が75％・3番人気の複勝率が50％であることを考えれば配当妙味が高いのはこちら。

上のクラスを使ってきた馬の方が回収率が高い傾向。また、「前走距離」も重要なファクターで、勝ち馬8頭全てが前走1800ｍ以上のレース。

1600ｍを超える2歳戦の大半は、前半スローからの上がり勝負のレースになることが大半で、各馬の上がりのラップタイムは重要な能力のモノサシとなる。当レースでは前走上がりのPCI値が60を超える馬を積極的に狙いたい。