函館ダート1700m|コース分類
レース構造
前受けコース
前で流れに乗った馬が大きく崩れにくいコース。位置取りの優位性を活かしやすく、序盤のポジション争いが重要になる。
区間構造
ロンスパ型
3〜4コーナー付近から早めにペースアップし、そのまま長く脚を使う展開になりやすいコース。
1角までの入りで隊列を作り、向正面からゴールまでバテ比べになりやすい。前で受けながらロングスパートに耐える力が問われる。
コース基本データ(フルゲート14頭)
スタート位置
正面直線入口
初角まで
329m
最後の直線
260.3m
周回
ダートコースを1周
坂・起伏の特徴(使用区間の高低差3.4m)
序盤
スタートから2角まで断続的な下り
初角までの入りで隊列が決まりやすい。
向正面〜4角
2角から4角までは上り
道中の巡航速度と上がりの耐久力が問われる。
直線入口
4角から直線までは下り
直線へ向かう前に、位置取り差が出やすい。
全体
向正面からゴールまでバテ比べ
前で受けながら最後まで脚を使えるかが重要になる。
函館ダート1700m クラス別ラップタイム
2021年~2025年に函館ダート1700m・良馬場で実施された全レースの結果に基づいてデータを紹介。
折れ線グラフ比較

- 1コーナーを抜けるまでのクラス間ラップ差は小さい
- 向正面からゴールまでの「バテ比べ消耗戦」
- クラス間差は道中の巡航速度・ゴールまでの失速率(上がりの耐久力)に現れる
- 2歳新馬・2歳未勝利・古馬3勝クラスは集計対象がそれぞれ1レースのみのため参考値扱い。
RPCI/前後半ラップタイム
函館ダート1700m|2021〜2025年|良馬場|10頭以上|中央値
| クラス | n | RPCI | 前300m | 後1000m | 後800m | 後600m | 後400m | 後200m |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2歳新馬 | 1 | 46.7 | 18.0 | 64.7 | 51.2 | 38.7 | 25.5 | 13.0 |
| 2歳未勝利 | 1 | 41.4 | 18.1 | 65.8 | 53.2 | 40.5 | 27.1 | 13.7 |
| 3歳未勝利 | 54 | 45.9 | 18.0 | 64.1 | 51.3 | 38.7 | 25.9 | 13.0 |
| 古馬1勝 | 33 | 47.3 | 18.0 | 63.1 | 50.4 | 38.0 | 25.4 | 12.8 |
| 古馬2勝 | 13 | 47.1 | 17.9 | 63.0 | 50.4 | 37.9 | 25.3 | 12.8 |
| 古馬3勝 | 1 | 45.9 | 17.9 | 62.6 | 50.0 | 38.0 | 25.7 | 13.2 |
| 古馬OP | 5 | 48.4 | 18.0 | 62.0 | 49.8 | 37.8 | 25.4 | 12.9 |
| 重+不良 | 21 | 46.3 | 17.9 | 62.9 | 50.3 | 37.9 | 25.2 | 12.6 |
- 実施R数が最も多い3歳未勝利戦では「前も後もバテ比べ」になる傾向が強く3角~4角でポジションをとることがとにかく重要
トレードオフバランス

函館ダート1700m Victory Position

- ゴール前600m地点(3コーナー付近)での勝ち馬ポジションの中央値は0.15秒(平均0.27秒)
- 残り600m地点で先頭から1秒以上離された馬は前バテ前提の他馬依存
- 特に3歳未勝利✕良馬場では前も後もバテバテという展開になるケースが多い
※3角隊列が長くなるほど「バテ比べ戦」になる傾向がある - クラスがあがるにつれレース全体の失速率が低下するので「逃げ馬」の過信は禁物
- 1・2角向正面からの「マクリ」の発生しやすいコースでもあり3角先頭=逃げ馬とは限らない
函館ダート1700m Good match/Bad match
- ドレフォン産駒(単回122/複回115)
- 母父ゴールドアリュール(単回91/複回107)
- 条件を大きく変えてきた逃げ・先行馬(芝1200m・2000mから転戦してきたワンペースタイプなど)
→特に3歳未勝利戦 - 集計期間中の横山武成績(17-14-7-65 単回77/複回72)
- 集計期間中の丹内成績(2-19-25-91 単回2/複回85)