【東京ダート2100m】コースの傾向と特徴

目次

東京ダート2100m コースの特徴

ダートスタート1周コース直線坂あり
  • 直線(坂を登りきったところから)スタートの1周コース
  • ゲートから1角までは約240mで比較的短い
  • 正面直線距離501.6m(JRA10場で最長)
  • 直線にはいってすぐ坂がある(300mで2.5m上る勾配)
  • 直線坂は芝コースよりも長く高低差も大きい
  • 坂を上りきってからさらにゴールまで200mの直線が続く
  • コース全体の高低差2.5m
  • フルゲート16頭

東京ダート2100m ラップタイムの傾向・特徴

2018年~2022年に東京ダート2100m・良馬場で実施された全レース(113レース・1619頭)の結果に基づいてデータを紹介。

クラスごとの平均ラップタイム

折れ線グラフ中の数値は「古馬OPクラス」の平均ラップタイム

1コーナーまでの距離が短い(240m)こともありスタート直後のラップのクラス間差は小さく、向正面から直線までのペースの差がクラス間の差となる。3・4コーナーあたりからレースが動き出し直線も含めて「長い脚」を求められるレースが多い。

前後半ペースの比較

各クラス共にRPCIは50を割る数値になっているが、全体としては後傾ロンスパ戦のイメージをもっておいた方がよい。他の主場ダートコースの中距離戦求められる適性が異なるレースが多くいわゆる「リピーター」に注意したいコース。

1~3着馬の脚質分布

東京ダートの中では「ポジション取り」が最も重要なコース。穴馬の激走も基本的には前の組からで好位勢の単勝回収値は300超。人気馬が極端な脚質の場合には思い切った狙いで攻めてみたい。馬場が悪化すると前残り傾向がさらに強くなる。

東京ダート2100m 枠番別の傾向(回収率・連対時脚質の比較)

5枠と8枠の回収値が高い。5枠は、内過ぎず外過ぎず周りを見ながら好きなポジションの取りやすい枠。8枠は外から被されることなくじわっとポジションをあげていきやすい枠。他方で、外からテンの早い馬に被されやすい1・2枠は割引。

東京ダート2100m そのほかの傾向

  • 1番人気の信頼度は低め(勝率約24%・連対率43%・複勝率56%)
  • 2017~2021年で単勝万馬券が4本
  • キングカメハメハ産駒(単勝回収値500超)
  • シニスターミニスター産駒(単勝回収値600超)
  • ルメールの成績(勝率23.4%・連対率38.3%・複勝率53.2%・単回78・複回104)
  • 内田博・石橋脩・石川裕
  • 戸崎・三浦は回収値が低い

東京ダート2100m 狙い馬のプロファイル

  • 前走芝2200m以上からダート替わりの馬(長く脚を使えるタイプ)
  • 1~5枠のシニスターミニスター産駒