札幌芝2000m コースガイド|持続✕消耗

札幌芝2000m|コース分類

レース構造 持続力コース

早めに動いても最後まで脚を持続させる能力が求められるコース。長く良い脚を使える馬が力を発揮しやすい。

区間構造 全体消耗型

レース全体を通して負荷が高くなりやすく、前半から終盤まで持続的なスタミナが求められるコース。

1角までの助走で隊列を作り、以後は平均ペースで長く流れやすい。距離延長分だけ持続力と後半の踏ん張りが問われる。

コース基本データ(フルゲート16頭)

スタート位置 4コーナーポケット
初角まで 380m
最後の直線 266.1m
周回 芝コースを1周

坂・起伏の特徴(使用区間の高低差0.7m)

序盤 4コーナーポケットからスタート

スタートから1コーナーまでは380m。序盤の直線区間で隊列を作る。

1〜2角・向正面 ほぼフラット

コースの起伏は小さく、平均ペースで淡々と流れやすい。

3〜4角 後半へ向けて持続的に動く

小回り中距離らしく、長く脚を使う形になりやすい。

直線 坂なしの短い直線

正面直線は266.1m。最後の直線に坂はない。

札幌芝2000mコースで行われる重賞レース

札幌芝2000m|クラス別ラップタイム

2021年~2025年に札幌芝2000m・良馬場で実施された全レースの結果に基づいてデータを紹介。

折れ線グラフ比較

1コーナー進入までの最初の2ハロンは直線区間なのでそれなりに流れる。1コーナーからは小回り中距離コースの典型といえる平均ペースで淡々と流れるロングスパート型のラップ傾向。基本的には1800mと同じに考えてよく、距離が伸びる分1800mよりも道中のペースが遅くなるという流れ。

RPCI・前後半ラップタイム(中央値)

札幌芝2000m|2021〜2025年|良馬場|10頭以上|中央値

クラスnRPCI前600m後1000m後800m後600m後400m後200m
2歳新馬157.939.160.047.535.423.311.6
3歳未勝利3350.735.560.948.436.224.212.3
古馬1勝1752.136.060.547.835.623.812.1
古馬2勝748.736.161.348.836.824.712.6
古馬3勝850.735.960.147.835.923.912.0
古馬OP351.535.559.647.335.523.611.9
重+不良450.736.361.749.236.824.512.2

1800mが1000m59秒~60秒で流れるのに対して、2000mは60~61秒ほどのペース。後半4Fはどちらの距離も大半は47秒台で流れため、前が遅くなる分だけRPCIの値も高くなっている。本当のラストチケットの争いになる3歳未勝利戦以外は、上がり重視のレース傾向が強い。

トレードオフバランス

各線はクラスごとの残600m地点到達タイムと上がり3Fタイムの交換関係を示しています。右下がり45度線が度レードイーブンの基本。水平方向は前有利・垂直方向は上がり有利のバイアス傾向があることを示しています。右上上がりはバテ比べ傾向

札幌芝2000m|Victory Position

1〜3着馬の残600m地点先頭差と上がり3Fタイムの関係を示した図。x軸は右ほど残600m地点で前、y軸は上ほど上がり3Fが速い表示です。楕円は、1着馬・3着馬それぞれについて、平均値を中心に50%範囲を示しています。

札幌芝2000m 枠番別の傾向(回収率・連対時脚質の比較)

全体としては中枠の5・6枠を頂点に内外にいくほど回収率が低下する傾向で、同じ1周コースでも1800mとは傾向が異なる点に注意が必要。特に1枠は外から被されることで窮屈な競馬になるリスクが高いこと、大外は距離ロスによる不利が大きい。

札幌芝2000m|Good match/Bad match

  • 1番人気の信頼性は低め(勝率35%・連対率49%・複勝率64%)
  • ステイゴールド・オルフェーヴル・ルーラシップ産駒
  • ルメールの成績(勝率25%・連対率52%・複勝率62%。単回60・複回88・単適68)
  • 吉田隼・坂井・国分恭・大野・亀田
  • 前走2200mから距離短縮になる先行馬(ロンスパ戦に強い馬)

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