2012年に創設された新しい2歳重賞だが、勝ち馬には昨年のソダシをはじめ、ラッキーライラック、リスグラシューとスターホースが並ぶ近年の出世レースの一つ。
東京芝1600mのコース傾向
アルテミスS 過去9年(2012年以降)の傾向
- 1番人気は 4-2-0-3 (勝率44%・連対率67%・複勝率67%)
- 2番人気は 2-3-1-3
- 3番人気は 0-0-1-8 と苦戦
- 勝ち馬は全頭前走1600m以上
- 前走逃げた馬の成績 0-0-2-11
- 前走上がり1位の馬が6勝(2位が2勝、3位が1勝)で早い上がりが必須
- キャリア2戦(当レースが3戦目)の馬が 6-4-5-43 と最も成績が良い
- 前走未勝利勝ちが4勝
- 8枠が 4-2-0-16 で最多連対(ついで7枠が2勝)
- ディープインパクト産駒の成績 2-3-1-10
- 田辺・武豊が2勝ずつ ルメールは 0-4-0-2 と勝利なし
アルテミスS 過去のレースラップ
- 平均RPCI=53.82
- 上がり1位の馬の成績 5-3-0-2
- 上がり2位の馬の成績 2-2-0-5
アルテミスS 出走馬
出走馬の前走レースラップ比較
- 前走ラップで注目したいのは、シンシアウィッシュ・フォラブリューテ・ヴァンルーラーの3頭
アルテミスS 見解
ここをきっかけに飛躍しそうな馬が多く出走し、来年の桜花賞・オークス戦線にむけて注目したい一戦。
本命には過去傾向・配当妙味もふまえた上で、シンシアウィッシュ。前走(新馬戦)は1800mの新馬戦らしく超スローからの上がり勝負も、そのギアチェンジの程度はかなり優秀で、新潟外回りということもあり、直線&直線の長いコースへの適正はある。あとは坂のあるコースの適正と相手関係。
対抗には、フォラブリューテ。このメンバーの中ではこれが一番出世しそうな雰囲気ではあるけど、このレースでのルメールの成績(過去傾向参照)も踏まえて。
三番手には、補正タイム最上位のベルクレスタ。デビュー戦は、新潟2歳Sを勝ったセリフォスの2着。こちらの組との比較の点でも注目
以下、内から順に、シンシティレーション、ヴァンルーラー、ミントまでが連対圏内
3頭目は展開次第でどの馬にもチャンスがありそうなので手広く