京都新聞杯過去20年|ラップタイム・レースの傾向

もともとは菊花賞のトライアルレースとして創設された3歳限定重賞。2000年に菊花賞の施行時期が10月に繰り上げられたことに伴い施行時期を5月に変更。5月への移行時に芝2000mへの距離変更もなされたが2002年からは再び2200mに戻され現在に至る。2021年・2022年は京都競馬場の改修工事に伴い中京2200mでの実施。

京都新聞杯 過去20年のラップタイム

馬場2004006008001000120014001600180020002200勝ち時計RPCI
200212.210.812.612.012.412.912.411.911.711.512.102:12.552.1
200312.510.912.312.512.913.513.412.511.611.411.902:15.459.9
200412.610.712.211.812.412.812.912.011.611.211.702:11.956.4
200512.610.712.512.212.212.512.012.011.911.812.602:13.048.5
200613.011.412.812.712.913.213.212.111.311.111.102:14.869.0
200712.410.412.512.712.512.912.712.111.311.812.202:13.553.8
200812.911.413.013.213.213.712.812.111.712.012.402:18.457.1
200912.611.212.312.512.413.012.611.811.311.511.802:13.057.7
201012.411.112.411.612.413.312.812.111.711.511.502:12.856.7
201112.511.012.312.412.413.213.112.311.211.311.802:13.560.7
201212.210.611.411.712.112.812.511.911.311.512.002:10.050.9
201312.210.412.312.012.312.312.612.312.111.812.002:12.347.8
201412.210.311.611.612.012.512.512.112.811.611.802:11.043.6
201512.310.712.212.112.112.612.511.911.411.911.602:11.352.6
201612.411.112.612.312.412.312.812.211.810.811.902:12.657.7
201712.711.112.812.413.113.112.712.611.611.511.602:15.261.0
201812.510.511.711.712.113.212.612.111.311.411.902:11.054.1
201912.610.512.312.212.412.412.411.811.711.512.102:11.951.0
202012.410.311.811.911.912.512.712.012.511.712.002:11.744.8
202112.711.111.312.712.112.311.411.511.512.012.602:11.244.6

京都開催の場合には外回りコースを使用するため3コーナーにあるいわゆる淀の坂を下るところからレースが動き出すロングスパート戦になるのが一般的な傾向。中京芝2200mもロングスパート戦の傾向が強い。ただし、コース形態の違いによる傾向の違い(下記参照)には注意しておきたい。

  • 1・2コーナー区間が京都よりもさらにゆっくり流れやすい
  • レースの動き出しが京都よりも少し早い(残り1000m地点から動き出しやすい)
  • 直線に坂があるため最後の200mのラップは京都よりも時計がかかりやすい

京都新聞杯 過去20年 1~3着馬の脚質分布

京都(外回り)・中京の2200mは、いずれも直線が400m以上あり差しの届きやすいコースといえる。中京競馬場で行われた2021年は、差しー逃げー差しという決まり手で、開幕週の馬場を活かして逃げ馬が2着に残っている点に注目しておく必要がある。

京都新聞杯 過去20年 そのほかのレース傾向

人気・枠/馬番などの過去傾向データを紹介。軸馬・穴馬探しの参考に

京都新聞杯 過去20年 人気別の傾向

過去20年・過去10年傾向共に1番人気よりも2番人気の信頼度の方が高いレース。頭から荒れる可能性も決して低くないので人気馬の頭固定で馬券を組み立てることは推奨しづらい傾向。

京都新聞杯 過去20年 前走レース(ローテーション)別の傾向

過去20年では皐月賞からの馬が5勝しているが、直近過去10年では出走頭数の減っているローテーション。それに代わって近年増えているのが毎日杯で賞金加算できなかった組と1勝クラスからのローテション。また、前走若葉S組は、若葉Sがリステッドに指定されてから馬券絡みがない。前走未勝利戦は過去20年で56頭出走し3着が2例あるのみで基本的には「消し」のファクター

京都新聞杯 過去20年 キャリア別の傾向

キャリア5戦を頂点にそこから多くても少なくても成績が下がるというのが基本的な傾向。特にキャリアの少ない馬は人気に成績が追いついていない傾向が強いので注意したい(たとえば、2020年のアドマイヤビルゴ1番人気4着)。キャリア8戦の馬が4勝(直近10年でも2勝)しているが、これらの大半は「未勝利勝ちに時間を費やしたタイプ」が多いことも抑えておきたい。

京都新聞杯 過去20年 種牡馬別の傾向

ディープインパクト・マンハッタンカフェ産駒が4勝ずつで抜けている。ディープインパクト産駒の4勝のうち1番人気によるものは1頭のみ。

京都新聞杯 過去20年 騎手別の傾向

現役では岩田・武豊・川田・池添が2勝ずつ。このうち直近10年で最も成績がよいのは川田。

京都新聞杯過去20年|ラップタイム・レースの傾向 まとめ

  • 残り1000m・800m地点からのロングスパート戦
  • 開幕週のトラックバイアスに要注意(中京開催時)
  • 1番人気より2番人気
  • 前走毎日杯好走組
  • キャリア5戦
  • ディープインパクト産駒

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