昨年は、今年の桜花賞馬ソダシ、オークス馬ユーバーレーベンの1・2着となった同レース。今年も評判馬、良血馬が登録。
札幌芝1800mの傾向
過去19回(函館開催の2013年を除く20年)の傾向
- 4・5番人気の1発に警戒
- 勝ち馬・2着馬19頭のうち16頭は前走札幌・函館
- 北海道以外からの臨戦は、前走1800m組が圧倒的に優勢
- 4・5枠が4勝、7・8枠が3勝
- レースキャリアが多いことは割り引く必要なし
- 未勝利勝ちも割り引く必要なし(6勝)
- パワー(スタミナ)タイプのサンデー系・ロベルト系・ノーザンダンサー系種牡馬の産駒
- 横山典・藤岡佑が2勝
過去19回のラップペース
平均で理解するよりも出走メンバーの組み合わせや頭数からペースを推測することが重要
出走馬
出走馬の前走ラップ比較
優秀なのは、ジオグリフ・コスモス賞(トーセンヴァンノ・エーティーマクフィ)・リューベック・トップキャスト・ダークエクリプス・アスクワイルドモア
見解
本命には、◎(本命)ジオグリフ。こちらはデビュー戦が本当に圧巻。ゲートもでるし、折り合いも付くし、追いだしてからの伸びも抜群(上がり400mは22秒切るくらいでまとめてるはず)。洋芝経験がないという点は過去傾向的には割引も、ノーザンダンサー系のドレフォン産駒ならそこまで苦にしなさそう。
○(対抗)には、コスモス賞の勝ち馬トーセンヴァンノ。コスモス賞でも本命に推したところではあるが、新馬未勝利函館2歳の3戦はあきらかに距離不足で、前走がこの馬の本当のパフォーマンス。テンがそこまで早い組み合わせでもなさそうなので、外からスムーズにポジションをとってそのまま流れ込むイメージで。
▲(単穴)にはおそらくハナにたつであろうトップキャストの前残りを警戒。新馬戦の走破時計はAランクで、まだ時計の出るコンディションにあるいまの札幌の馬場を十分に活かしきれば。
☆(注意)には良血馬リューベック。新潟2歳の回顧でも書いたように、今年のハービンジャー産駒は大当たりの可能性も。こちらも新馬戦では高いパフォーマンスを示しているが、最内枠からどう捌くかがカギになりそう。
以下、△(連下)には、ダークエクリプス・エーティーマクフィ・アスクワイルドモアの3頭