【今週の重賞①】武蔵野ステークス


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フェブラリーSを除く古馬戦では唯一のダートマイル重賞。当然、来年のフェブラリーSの重要なステップレースの1つでもあり好メンバーが揃うことの多いレース。

過去20年のうち他場開催だった2002年を除いた19回のレース結果からその傾向などを紹介

東京ダート1600mの傾向

武蔵野S 過去20年の傾向

  • 1番人気の信頼度は低い(5-4-2-8 勝率26%・連対率47%・複勝率58%)
  • 5番人気が3勝
  • 6~9番人気で6勝と頭から荒れるケースも
  • 牝馬は 0-0-3-11 と苦戦
  • 3歳馬が7-4-3-31と最も好成績。ついで5歳の6-7-4-68
  • 斤量58kgまでは割り引く必要なし(59kgは0-1-0-7)
  • ミスタープロスペクター系種牡馬の産駒が優勢(20年で9勝)、次点はノーダンダンサー系の5勝
  • ネイティヴダンサー✕ネイティヴダンサーの配合が4-1-3-7と好成績
  • 2枠が5勝で最多勝利、3・4・6・8枠が3勝ずつ
  • 逃げ馬は3-0-1-15とややピンパー気味
  • 戸崎・武豊・ルメールが2勝ずつ

武蔵野S 展開の傾向

武蔵野S 平均ラップ

  • 東京コースということもあり芝コースに近いラップタイムでレースが流れる点で他のダートコースと明らかに異なる

武蔵野S 過去20年のラップ比較

  • 実線は良馬場・点線は稍重~不良
  • RPCIは、32.5~49.2(平均42.0)
  • 上がり3F最速の馬の成績は標準 8-2-6-9 (勝率32%・連対率40%・複勝率64%)
  • 上がり3F4・5位の馬が5勝していることから前目の好位からの粘り込みにも警戒が必要

武蔵野S 出走馬

武蔵野S 見解

リアンヴェリテが既に逃げ宣言で、これまでのレースぶりやすぐ後ろからバスラットレオン・ダイワギャグニーあたりが突っつく展開が想定されるため道中のペースが緩むことは考えづらい。やや縦長の展開を想定。RPCI40台前半での決着を想定。

本命には、オメガレインボーを抜粋。東京ダート1600mはアハルケテステークス勝ちのある得意なコース。ただ、アハルケテステークスそれ自体はメンバーに恵まれた感もあったが、その後の北海道2戦の内容は充実の証。鉄砲にも実績ありで、このレースと相性のよいミスプロ系(アイルハヴアナザー)産駒。5~7番人気想定なので配当的な妙味も十分。

対抗には、近走の充実ぶりを評価してタガノビューティー。3歳時はちょっと前傾ラップでは道中で置かれすぎて届かない競馬が続いたが、RPCI30台のレースでの連勝はまさに充実期。ここでしっかり賞金加算してフェブラリーSの切符を手に入れたいところ。

三番手には、ユニコーンS勝ち馬の3歳馬スマッシャー。前走は休み明け・・・ということで今回は度外視。ちょっとだらしのない3歳ダート中距離路線よりは層が厚そうなマイル以下の組にもう一度期待(過去傾向では、3歳馬が最多勝)。

ただ、全体的にはかなりの混戦模様で、内から順に、ワンダーリーデル、エアスピネル、ソリストダンサーあたりまでが勝ち馬候補。これに、穴馬候補のスリーグランド(番手からの粘り込み)を含めて馬券を組み立てたい。

武蔵野S 買い目

※当日オッズ次第で買い目変更の可能性あり(その際はTwitterにて)